コーヒーの街ともいわれる弘前で、弘前大学文京キャンパスの正門前に新しく開業したカフェDolcettoは、いままでのカフェとはちょっと違います。
道路に面して『COFFEE』の文字があり、その下には目をひく、大きくて広い窓が広がっています。
Dolcetto(ドルチェット)は、ちょっとした甘い物という意味です。
スペシャルティコーヒーと甘い物を楽しみながら、仕事や勉強の合間にひと息つく、そんなコンセプトのお店です。
店名 | Coffee&Roasters Dolcetto(ドルチェット) |
|---|---|
場所 | 〒036-8174 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 毎日曜日 |
電話 | 080-6001-6711 |
駐車場 | 近隣に2台 |
公式 | ・HP |
スペシャルティコーヒーを自家焙煎で提供
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Dolcettoでは店内で自家焙煎したコーヒー豆を丁寧にハンドドリップで淹れますが、そのこだわりが抽出するお湯の温度。
抽出の後半は、お湯の温度を下げて、雑味や苦みが出るのを減らします。
またハンドドリップの仕方も、浸漬式ドリッパーを使用することで、豊かな風味のコーヒーが出来上がります。
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さらなるこだわりは、コーヒーをビーカーに入れ、お猪口に注いで飲むこと。
少しずつ冷まして飲むことで、コーヒーの温度変化による味の変化をより感じることができます。
お猪口は、本来焼酎の香りを楽しむように作られたもので、コーヒーの香りも深く感じるはず。
また、小分けして飲めるので、数人で別々のコーヒーを注文し、飲み比べをすることができますよ。

提供されたコーヒー豆のプロフィールカードが付いてくるので、コーヒーの特徴を知ることもできます。
スイーツメニューも充実しているドルチェット

さて、美味しいコーヒーのお供はもちろん甘い物。
カヌレ、どら焼き、モンブラン、りんご飴など、スイーツメニューはバラエティに富んでいます。
ランチタイム向けになにかお食事も欲しいという声があり、ホットサンドもメニューに加わりました。
今回は、和栗のモンブランをチョイス。
大きな窓から外を眺めつつ、しばし幸せなひとときを楽しみました。
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もうひとつ食べたいものがありました。
スーパーフードと言われるアサイーを使った、アサイーボウル。
果物やはちみつなどを追加でトッピングすることもできます。
実は初めて食べます。
アサイーボウルに合わせたのは、コールドブリュー。
マグカップで提供されます。
冷たいコーヒーでも、氷が入っていないのがよいですね。
ひんやり美味しいスムージーと、ナッツやグラノーラを味わって、もうひとがんばりできそうです。
その他にスイーツドリンクもあるので、その日の気分で飲み物を選んで、リフレッシュすることができます。
また、一部メニューはテイクアウト可能となっています。
テイクアウトで、お家でもドルチェットの味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

コーヒー沼にハマってしまうかも

お腹も心も満たされて落ち着くと、店内のBGMが気になります。
聞こえてくるのはピアノの独奏。
なんでも、店主さんはピアノを習っていたことがあるそうで、1人で作業をする時にはピアノの音を聞くのが落ち着くのだそうです。

お店の内装もいたってシンプルで、カウンターの中も綺麗に整頓されています。
コーヒーを入れたビーカーや食器類もシンプルで、ここはコーヒーのラボラトリーかもしれないと思いました。

広くて大きい窓からは、行き交う車や人々、弘前大学の木々が見えます。
外は賑やかでも、静謐な店内。
一杯のコーヒーでリフレッシュして、またいつもの日常に戻って行きます。

コーヒー豆はもちろん、ハンドドリップの用具を買うことができるので、自分でコーヒーを淹れてみるのもよいでしょう。
コーヒーのことをいろいろ教えてくれる店主さんです。
コーヒー通も、初心者も、ドルチェットからコーヒー沼にハマってみるのはいかがでしょう。


