【弘前おもちゃ病院】大切なおもちゃが壊れたら『弘前おもちゃ病院』へ! 費用や開院日、ドクターの活動レポ

おすすめ特集

掲載日:2026年1月7日

子どもが大事にしていたおもちゃが壊れてしまった……。 

そんな時に頼りになる「おもちゃ病院」があるのをご存知ですか?  

公共施設やイベントなどで見かける「おもちゃ病院」ののぼり旗。 

そこではどんな人がどんな風におもちゃを「治療」しているのでしょうか? 

その活動について伺いました。 

団体名 

弘前おもちゃ病院 

公式

・HP
https://hirosakitoyhospital.web.fc2.com/ 
・Instagram
https://www.instagram.com/hirosakitoyhosp/ 
・X
https://x.com/hirosakitoyhosp 

開院日

・第2土曜日 13:30~15:30 
ヒロロ3階 
・第4日曜日 13:30~15:30 
弘前市社会福祉センター2階 


全国に広がる「おもちゃ病院」とは? 

「おもちゃ病院」は、おもちゃを「治療」するボランティア活動です。 

その活動は全国規模で、1996年におもちゃ病院連絡協議会が設立され、2024年に一般社団法人日本おもちゃ病院協会になりました。 

現在、全国各地で700箇所以上も「おもちゃ病院」が開催され、原則無料でおもちゃの治療をしています。 

壊れたおもちゃを診断、治療するのはボランティアのドクターたち。 

治療費は原則無料で、部品代、入院費などがかかる場合もほんの数百円なのです。 



青森県内初!2008年から続く「弘前おもちゃ病院」の歩み 

弘前おもちゃ病院受付にいたマスコット

青森県内では9市でおもちゃ病院が活動しています。 

中でも弘前でおもちゃ病院が「開院」したのは2008年と、一番長い歴史を持つそうです。 

院長の小山内忍さんは首都圏で子育てをしていた頃に、子どものおもちゃを直そうとしたことがきっかけでおもちゃ病院の活動を知りました。 

そして協会が主催する「おもちゃドクター養成講座(入門編・中級編)」を修了し、おもちゃ病院のドクターになりました。 

その後、弘前にUターンしてから弘前でもおもちゃ病院を開き、青森、五所川原、八戸と次々におもちゃ病院を作りたい地域での開院をお手伝いされていたそうです。 

だから、青森県のおもちゃ病院は弘前が最初だったのですね。 

 

ぬいぐるみから怪獣まで!熟練ドクターによる「治療」の現場 

音が出るぬいぐるみの治療中

今回はヒロロで12月に開催されたイベント「グッド・トイ2025inひろさき」でのおもちゃ病院を取材させていただきました。 

この時のドクターは3人、治療されていた患者は、音が出たりお話ししたりするぬいぐるみが2つ、怪獣のおもちゃが1つでした。 

開いて回路を出して、繋いで、判定して、また戻して、必要があれば縫い合わせていきます。 

治療に使う道具箱もそれぞれ持ち込まれていて、どんな風に使うものなのか、見ているだけでもワクワクします。 

熟練ドクターの工具箱のたたずまいにグッときます



「どうして動くの?」子どもの好奇心を育む、対面修理の魅力 

おもちゃドクターの手元に注目する親子

この活動は、単におもちゃを直すだけではありません。 

患者であるおもちゃを持ち込んだ子どもたちの目の前で修理の過程を見せることで、物を大切にする心や 
「どうして動くんだろう?」 「どうやって治すんだろう?」 
という科学への好奇心を育む学びの機会にもなっています。 

治療中の怪獣



「入院」しての治療もあります 

入院することとなったヒーロー

頭の武器が取れてしまったヒーローのフィギュアは、その場での治療が難しく、「入院」しての治療になりました。 

おもちゃ病院の治療費は原則無料ですが、入院の際は事務連絡費等として100円(税込)の入院費がかかります。 

また、部品の交換が必要な場合も、その実費として50円~300円(税込)がかかるとのことです。 

無事に治療が済んでの退院、引き渡しの際にお支払いになります。 



おもちゃ病院のドクターはどんな人? 

弘前おもちゃ病院の「おもちゃドクター」

このようにおもちゃ病院では実費以外の技術料にあたるものは取らず、運営はボランティア活動によって成り立っています。 

おもちゃ病院には治療をするドクターと、受付事務や治療補助をするナースがいます。 

弘前おもちゃ病院は20人以上のドクターとナースで構成されていて、皆さん「おもちゃを治してあげたい」というやる気がある方ばかり。 

院長の小山内さんはこのおもちゃドクターの養成入門講座を開催することもあり、青森県内での活動を広げてきました。 

18年の歴史があるので、大ベテランのドクターから新しいドクターまで多くの方が活動しています。 

ドクターになって3年目のO先生にきっかけを伺ったところ、 

「ここの活動がテレビで紹介されていて、それを見た奥さんが『あなた器用だからこういうのやってみたら』と勧められて」 

とのことでした。 

治療されたおもちゃを渡す時のお子さんの笑顔や、仲間との交流がやりがいになっている方も多いようです。 



「弘前おもちゃ病院」を受診するには? 

弘前おもちゃ病院の受付

初めて利用する方のために、必要なものや費用についてまとめました。 

 

開院スケジュール 

・毎月第2土曜日 13:30~15:30 ヒロロ3階 

・毎月第4日曜日 13:30~15:30 弘前市社会福祉センター2階 

他、イベントなどでの開院もあります。 

ホームページやSNS、チラシなどで確認しましょう。 

 

持ち物リスト 

• 壊れたおもちゃ本体 

• 取れてしまった部品や破片 

• 取扱説明書や外箱(あれば診断が早くなります) 

• 動作確認用の新しい電池 

 

費用について 

・診察料: 無料 

・部品代:モーターやギアなどを交換した場合、実費(50円~300円税込)がかかります。 

・入院費:その場で直らず預かり修理(入院)になった場合、修理が成功した時のみ事務連絡費などとして100円(税込)がかかります。 

 

修理できないおもちゃ 

安全上の理由や技術的な制約から、以下のものは修理対象外となります。 

• エアガン、ガスガンなど危険なもの 

• 精密なゲーム機 

• 法律、法令などに抵触する可能性のあるもの 

• リチウム充電池を使ったもの 



世代を越える交流と物を大切にする心を育むために 

治した回路を戻して縫合しています

壊れて動かなくなったおもちゃが再び息を吹き返す瞬間、そこには子どもの弾けるような笑顔があります。 

2008年から続く「弘前おもちゃ病院」の活動は、単なる修理の場ではありません。 

大ベテランから若手まで、ドクターたちが真剣におもちゃと向き合う姿は、物を慈しみ、大切に使い続けることの尊さを、言葉以上に子どもたちに伝えてくれているように感じました。 

もし、おうちに「大切だったけれど壊れてしまったおもちゃ」があれば、ぜひ開院スケジュールをチェックして親子で足を運んでみませんか? 

そこには、技術と思いやりで思い出を繋いでくれる、優しいドクターとナースたちが待っています。 

 

 

弘前おもちゃ病院 

・ホームページ https://hirosakitoyhospital.web.fc2.com/ 

・Instagram https://www.instagram.com/hirosakitoyhosp/ 

・X https://x.com/hirosakitoyhosp 

開院日 

第2土曜日 13:30~15:30 ヒロロ3階 

第4日曜日 13:30~15:30 弘前市社会福祉センター2階 

他 

 

こちらもおすすめ!