【カフェにお土産、建造物まで!】ノスタルジック弘前巡り

モデルコース

掲載日:2025年9月2日

弘前には、歴史ある建物や趣あるカフェ、ゆったり過ごせる庭園など、歩くだけでタイムスリップしたかのように感じられるスポットがいっぱいあります。 

今回ご紹介するモデルコースでは、歴史が息づく街・弘前をゆったりと散策しながら、レトロな建物や美しい庭園、心落ち着くカフェをめぐりつつ、街ならではのお土産もチェックして、弘前の魅力をじっくりと味わえます。 

津軽の工芸品 草邑 
↓徒歩7分
旧第五十九銀行本店本館 
↓ 徒歩5分
旧弘前市立図書館 
↓ 徒歩9分
クラフト&和カフェ 匠館 
↓ 徒歩1分
大正浪漫喫茶室 
↓ 徒歩4分
藤田記念庭園 

こちらのコースで訪れるスポットを紹介していきます。 



津軽の工芸品 草邑 

弘前を訪れたらぜひ立ち寄ってほしいのが、青森の工芸品や食を楽しめる「草邑」。 

ここでは、かわいらしく洗練されたデザインの青森の伝統工芸品が並んでおり、思わず手に取りたくなる品ばかり。 
古くから受け継がれてきたものを、現代の暮らしの中で楽しめる形にしているのが特徴です。 

店内は“all aomori”にこだわっており、工芸品だけでなく、商品のディスプレイに使われるプレートや什器まで青森のもの。 

お店の方もとても暖かく、店内に入ると青森の空気を丸ごと感じられる特別な空間です。 

「ここに来たら何かある」「わくわくする」──そんな想いでつくられた店内では、工芸品と食を組み合わせてギフトにすることも可能です。 

お土産としても、自分へのご褒美としてもぴったりです。

食のラインナップももちろん青森づくし。 

つがる市の食材を使ったジェラートや、草邑オリジナルの“水を一滴も使わない100%りんごジュース”は訪れたらぜひ味わいたい逸品。 

来ると青森を堪能できるお店です。 

店名

津軽の工芸品 草邑

場所

〒036-8182 
青森県弘前市土手町42

営業時間

10:00~18:00
(金・土のみ19:00まで)

定休日

なし 

電話

0172-22-6847

駐車場

提携駐車場「したどてスカイパーク」税込3,000円以上お買い上げで駐車場料金1時間サービス

公式

・HP
https://kusamura-aomori.net/
・Instagram
https://www.instagram.com/kusamura110

★併せて読みたい★
【津軽の工芸品 草邑 KUSAMURA】「暮らしの中にちょうどいい民工芸品」を届けたい | 青森県弘前市観光サイト 弘前Navi


旧第五十九銀行本店本館 

買い物を楽しんだ後は建築物めぐり!

ここからは弘前市を代表する歴史的建造物を2つご紹介します。  

竣工から約120年の歴史を持つ旧第五十九銀行本店本館。 

金唐革紙といった当時では高価だった素材が良好な状態で現存しており、全国的にも数か所でしか見られません。 

2階を経由して館内を一周するルートとなっていて、旧第五十九銀行本店本館の歴史を学びながら回ることができます。 

明治31年からの贈り物をぜひ堪能してください。

店名

旧第五十九銀行本店本館 

場所

〒036-8198 
弘前市大字元長町26番地 

営業時間

9:30~16:30 
ただし、下記の期間は午後6時まで延長 
■弘前さくらまつり (4月下旬~5月上旬) 
■弘前ねぷたまつり (8月1日~7日) 
■弘前城雪燈篭まつり(2月上旬)  

定休日

毎週火曜日、年末年始 

電話

0172-82-1642 

公式

・HP 
https://city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/bunkazai/kuni/kuni16.html

その他 

入館料 
・個人
一般(高校生以上) 200円 
 小・中学生  100円 
・団体
一般(25人以上) 100円 
 小・中学生(5人以上) 無料 
なお、以下の方は入館料が無料となります。 
■65歳以上の弘前市民 
■弘前市内の小・中学生と留学生 
■障がいのある方(付添人を含む) 
■ひろさき多子家族応援パスポート持参の方



旧弘前市立図書館 

明治39年3月に竣工した、旧弘前市立図書館も歴史的建造物好きには外せません。 

ルネッサンス様式を基調に和風様式が取り入れられ、特に外観の白漆喰は現代に至るまで色褪せない美しさです。  

昭和6年まで市立図書館として利用され、移転に伴って払い下げられたところを、平成2年7月の市制百周年記念施設のひとつとして現在の場所に復原されました。 

館内は3階まで存在しており、現在は1階と2階を観覧することができます。 

さらに、2階では考古学に関する資料が展示されていて知的好奇心をくすぐられます。

店名

旧弘前市立図書館 

場所

〒036-8356 
弘前市大字下白銀町2-1  

営業時間

9:00~17:00

定休日

年末年始 

電話

0172-82-1642 

公式

・HP 
https://city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/bunkazai/ken/ken11.html 



クラフト&和カフェ 匠館 

藤田記念庭園内にある「和」をテーマとした、「クラフト&和カフェ 匠館」。 

もとは国登録有形文化財の「考古館(旧倉庫)」であったものをリノベーションしており、レトロな雰囲気が漂う空間は大正浪漫を色濃く感じられとても魅力的です。 

そんな匠館で人気なのは、自家製シロップを使用したかき氷。 

ふわふわに削られた氷の上に自家製のシロップがたっぷりとかかり、和カフェならではの上品な味わいです。 
一口食べるごとに素材のおいしさが広がり、暑さで疲れた体も心もリフレッシュできる一品です。 

また、店内には伝統工芸品のおしゃれなこぎん刺し、りんご染め、津軽塗などが並び、手ごろな雑貨から一点ものの工芸品まで幅広く揃っています。 

2階のギャラリーでは展示も楽しむことができ、お土産を買うのにもぴったりです。

店名

クラフト&和カフェ 匠館 

場所

〒036-8207 
弘前市大字上白銀町8-1 

営業時間

9:30~16:30(LO 16:00) 

定休日

年末年始 

電話

0172-36-6505 

公式

・Instagram 
https://www.instagram.com/craft_wacafe_takumikan/ 



大正浪漫喫茶室 

藤田記念庭園を散策する前に立ち寄りたいのが、園内の洋館を利用した「大正浪漫喫茶室」です。 

明治の実業家・藤田謙一の別邸として大正時代に建てられた建物で、当時の面影が残る造りが魅力。 

窓辺の席からは庭園を望むことができ、歴史ある洋館と四季の風景が重なる落ち着いた空間が広がります。 

メニューの中でも人気なのが、弘前市内の洋菓子店から集められたアップルパイ。 
7種類から好きなものを選び、それぞれの店の個性や津軽のりんご文化を味わえるのはこの喫茶室ならではの楽しみです。 

さらに、館内では弘前ならではのりんごにまつわるお土産品も取り扱っており、旅の思い出や贈り物としてもぴったり。 

庭園の散策とあわせて訪れれば、弘前の歴史と文化を味わうひとときを過ごせます。 

店名

大正浪漫喫茶室 

場所

〒036-8207 
弘前市大字上白銀町8-1 

営業時間

9:30~16:30(LO 16:00) 

定休日

なし 

電話

0172-37-5690 

公式

・Instagram
https://www.instagram.com/taishoroman__/



藤田記念庭園 

コースの締めくくりは藤田記念庭園。 

藤田記念庭園は、弘前市出身の実業家である藤田謙一が別荘として東京から庭師を招いて造らせたものです。 

この庭園ができたのは大正十年。 

この時代は文明開化の時代が残りつつも、日本が西洋文化を取り入れ始めた頃であり、「和」と「洋」の融合が人々の生活に広がり始めた時代背景を、この庭園からはっきりと感じることができます。 

また、藤田記念庭園は、その広大な敷地に圧倒されます。 

その広さはなんと、総面積約21,800㎡(約6,600坪)もあり、東北地方において有数の大規模の庭園となっています。 

一歩足を踏み入れると、広大な敷地に四季折々の庭木や池、趣のある建物がゆったりと広がり、四季を通して移ろいゆく庭園を楽しむことができます。 

藤田記念庭園は高台部と低地部に分かれており、高台部からは弘前の街並みを一望することができ、晴れた日には岩木山も観ることができます。 

自然と歴史、どちらも楽しめるひとときを、ぜひ過ごしてみてください。 

店名

藤田記念庭園 

場所

〒036-8207 
弘前市大字上白銀町8-1 

営業時間

9:00~17:00 ※最終入園は16:30まで 
さくらまつり期間は9:00~21:00※最終入園は20:30 
冬期間(洋館、高台部庭)9:00~17:00 

定休日

4月上旬~11月23日は無休 

電話

0172-37-5525 

公式

大人:320円、子供:100円 
※以下に当てはまる方は入園無料 
該当者であることを証明できる免許証、保険証、学生証、名札等が必要です。 
○幼稚園児以下 
○弘前市民65歳以上 
○弘前市内の小中学校(養護含む)へ通う児童生徒 
〇弘前市内の障がい者施設へ通入所する方 
○弘前市内の高校・大学へ通う留学生 



まとめ 

今回ご紹介したコースは、弘前の自然と歴史、そして大正浪漫の魅力をぎゅっと詰め込んだおすすめの巡り方です。 

ゆったりと散策しながら、街の奥深い魅力をぜひ体感してみてください。

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