2024年12月、弘前市の土手町に、津軽の民工芸品店「草邑」がオープンしました。
毎日の暮らしの中で使いたくなる、かわいらしくて美しいものを取りそろえています。
こぎん刺しや津軽塗をはじめとする伝統工芸品はもちろん、津軽の美味しい食べものもたくさんあります。
さっそくお店の中に入ってみましょう。
店名 | 津軽の工芸品 草邑KUSAMURA |
|---|---|
場所 | 〒036-8182 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | なし |
電話 | 0172-22-6847 |
駐車場 | 提携駐車場「したどてスカイパーク」税込3,000円以上お買い上げで駐車場料金1時間サービス |
公式 | ・HP |
白い壁の小窓に赤いオーニングテントが鮮やか

元はカフェだったという店舗には、象形文字風の「草邑」のロゴがお洒落な看板が飾られています。

店名に使われている「邑」の文字には人が集まり住むところという意味があります。
津軽の民工芸品がたくさん集まっているお店が「草邑」です。
物だけではなく、それを作る人、使う人が集まっている場所です。
扉を開けて中に入ると、素敵にレイアウトされたたくさんの民工芸品が並んでいます。

最初に目についたのは、津軽竹籠。
根曲がり竹を材料とした繊細な作りで、以前はりんごの収穫時に使われていました。
シンプルな色使いですが、デザインは豊富です。
籠として使うのはもちろん、お気に入りの工芸品や食べ物を詰めて贈れば、センスのあるギフトにランクアップすること間違いなし!

お次に「いらっしゃいませ」とでも言っているかのように迎えてくれたのが、鮮やかな色の「七色金魚ねぷた風鈴」。
目が合ったら、思わずにっこりしてしまいます。
これは草邑のオリジナル風鈴です。
津軽びいどろの風鈴もあって、暑い夏に涼しい風を感じることができるでしょう。
可愛らしいものといえば、「下川原焼き」の『鳩笛』もあります。
弘前市に200年以上伝わる素朴な土人形で、こちらも草邑オリジナルカラーが揃っています。
さらに、弘前れんが倉庫美術館の開館5周年を記念して、弘前のまちの“キニナル”お店とコラボしたオリジナルの鳩笛も販売中。
コラボしているお店は5店舗で、お店ごとに異なるカラーで作られた数量限定の鳩笛です。
“キニナル”お店の情報はこちらから。
キニナル鳩笛 | 弘前れんが倉庫美術館 ー Hirosaki Museum of Contemporary Art
カフェスペースでゆっくりしましょう
お店の奥の方にはカフェスペースがあり、ゆっくりすることができます。

壁には、弘前市出身のシソンヌのじろうさんのサインや、シソンヌのライブの台本があり、シソンヌファンは必見です。
メニューは、ブレンドコーヒー、りんごジュース、バニラアイス縄文クッキー添えなど。
冷えたビールもあります。
また、近くにあるクレープ屋さん「クルックー」のクレープを持ち込んで食べることができます。

「クルックー」はテイクアウト専門なので、買ってすぐ食べたい方は、ここでゆっくりどうぞ。
さらに店内でドリンクを注文すると10%オフになりますよ。
使われている食器類やカトラリーは、もちろん津軽焼き、津軽金山焼き、津軽塗などの民工芸品。
お先にカフェスペースへ立ち寄れば、それぞれの民工芸品の使い心地を確かめることもできますね。

民工芸品は、決して特別なものではなく、普段使いできるもの。
日々の生活を豊かにしてくれます。
季節ごとにかわる商品やイベント
草邑は、いまは夏色の店内ですが、季節に合わせてレイアウトが変化します。
イベントも続々予定があるので、草邑さんのInstagram は要チェック。
季節が変わるたび、イベントのたびに違った発見があり、自分の大好きな物がきっと見つかるでしょう。



